ファンドを購入して、温室効果ガス削減に協力しよう!?
ソニー銀行が「あなたのCO2、投信でオフセット」というちょっとユニークなプログラムを実施しているのでご紹介します。
ソニー銀行の所定の投資信託を購入し、毎年の基準日に基準額以上保有することにより、温室効果ガス削減に参加することができるというものです。

「あなたのCO2、投信でオフセット」について詳しくはこちら
国民ひとりあたりの年間平均CO2排出量は約2トンということなので、60万円分の対象投資信託を保有すると、自分のCO2をオフセットできるということになります。意外とお手軽な投資額でOKなのですね。
CO2排出権の購入費用は、「販売手数料・信託報酬の一部から購入」とあるので、ソニー銀行の持ち出しということになります。
但し、これらの投信信託の販売手数料と信託報酬は、
販売手数料 信託報酬 信託留保金
青い地球: 3.15% 1.804%
エコ・オープン 3.15% 1.575% 0.3%
グローバルシフト3.15% 1.764%
です。
確かに、形式的には、ソニー銀行の持ち出しとはいえ、販売手数料で3.15%もぼったくくれば、その一部を寄付すること位、なんてことないでしょう。
自分のCO2をオフセットするには、販売手数料+信託報酬だけで、初年度は年間約3万円(28,350円〜29,724円)も負担する必要があります
初年度5%近いコストを負担するなんて、、、
私は、別の方法で、地球温暖化防止活動に協力しよっと。
そもそも、私は、このCO2排出権が取引の対象となることが、もう一つ理解できません。
このような権利の売買ゲームみたいなことをやっていて、果たして地球温暖化防止に効果があるのでしょうかね?
<08年7月5日追記>
ybさんの北村慶「排出権取引とは何か」のエントリーで、CO2h排出権取引について非常に解りやすく説明されているので、是非、ご参照ください。
私の権利の売買ゲームみたいなことをやって果たして地球温暖化防止に効果があるのかという疑問についの解は、
というところか。
ヘッジファンドが、排出権取引に乗り出しているのはなぜかについても紹介されています。それも2012年までなんだ。
追記、以上
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なし
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ソニー銀行の所定の投資信託を購入し、毎年の基準日に基準額以上保有することにより、温室効果ガス削減に参加することができるというものです。

【対象ファンド】
地球温暖化対策株式ファンド(愛称:青い地球)
損保ジャパン・エコ・オープン(配当利回り重視型)
DWS 新資源テクノロジー・ファンド(愛称:グローバル・シフト)
【排出権購入対象】
対象者:残高基準日に、対象ファンドを基準額以上保有のお客さま。
残高基準日: 2008年8月31日 約定基準(以降2012年まで毎年8月末日)
2008年基準額 :対象となるファンドの預かり残高(評価額)を合計し、30万円ごとに1口
排出権購入量: 1口あたり排出権1トン
【排出権購入のしくみ】
(1)ご購入時の販売手数料ならびに保有期間中ご負担いただく信託報酬の中から得られる利益の一部からソニー銀行が排出権を購入します。
(2)ソニー銀行は排出権を日本政府に寄付します。
(3)お客さまに、ソニー銀行が独自に発行する貢献証書をお渡しします。
〜以上、ソニー銀行の「あなたのCO2、投信でオフセット」から引用〜
「あなたのCO2、投信でオフセット」について詳しくはこちら
国民ひとりあたりの年間平均CO2排出量は約2トンということなので、60万円分の対象投資信託を保有すると、自分のCO2をオフセットできるということになります。意外とお手軽な投資額でOKなのですね。
CO2排出権の購入費用は、「販売手数料・信託報酬の一部から購入」とあるので、ソニー銀行の持ち出しということになります。
但し、これらの投信信託の販売手数料と信託報酬は、
販売手数料 信託報酬 信託留保金
青い地球: 3.15% 1.804%
エコ・オープン 3.15% 1.575% 0.3%
グローバルシフト3.15% 1.764%
です。
確かに、形式的には、ソニー銀行の持ち出しとはいえ、販売手数料で3.15%もぼったくくれば、その一部を寄付すること位、なんてことないでしょう。
自分のCO2をオフセットするには、販売手数料+信託報酬だけで、初年度は年間約3万円(28,350円〜29,724円)も負担する必要があります
初年度5%近いコストを負担するなんて、、、
私は、別の方法で、地球温暖化防止活動に協力しよっと。
そもそも、私は、このCO2排出権が取引の対象となることが、もう一つ理解できません。
このような権利の売買ゲームみたいなことをやっていて、果たして地球温暖化防止に効果があるのでしょうかね?
<08年7月5日追記>
ybさんの北村慶「排出権取引とは何か」のエントリーで、CO2h排出権取引について非常に解りやすく説明されているので、是非、ご参照ください。
私の権利の売買ゲームみたいなことをやって果たして地球温暖化防止に効果があるのかという疑問についの解は、
「排出権」は人為的・人工的に創造されたものなので、例えば京都議定書の枠組みが崩壊した場合などは無意味なものになってしまう可能性もある。
〜ybさんのエントリーからの引用〜
というところか。
ヘッジファンドが、排出権取引に乗り出しているのはなぜかについても紹介されています。
追記、以上
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コメント
ybさん
エントリーを拝見しました。
すばらしい。
先に、ybさんのエントリーを拝見してから、自分のエントリーを書けば、もっと突っ込んだ記事が書けたのにと悔やまれます。
ソニー銀行の取り使う排出権は、「クリーン開発メカニズム(CDM)から生まれた排出権。発展途上国において温暖効果ガス削減プロジェクトを実施し、その削減分を国連の認証を受け、排出権として先進国へ移転することが可能なしくみ。」とありました。
ということは、日本国内で「排出権」として認められている「京都議定書排出権(CER)」ではなく、「民間制度に基づく排出権(VER)」の一種かもしれません。
ひょっとして、ソニー銀行の排出権取引は、「一部のテロ組織や反社会的勢力がNPOを装って「排出権(VER)」を販売し、善意の資金を悪用している例」だったりして・・・
ま〜「日本政府に寄付する」とあるので、大丈夫でしょうけど。
私も、排出権を売りますので、誰か買って、買って、「独自に発行する貢献証書」を発行しますよ!!!
本当に、コワイ、ビジネスモデルだわ。街頭の○○募金を装った詐欺事件の大掛かりなものが簡単にできますね。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
エントリーを拝見しました。
すばらしい。
先に、ybさんのエントリーを拝見してから、自分のエントリーを書けば、もっと突っ込んだ記事が書けたのにと悔やまれます。
ソニー銀行の取り使う排出権は、「クリーン開発メカニズム(CDM)から生まれた排出権。発展途上国において温暖効果ガス削減プロジェクトを実施し、その削減分を国連の認証を受け、排出権として先進国へ移転することが可能なしくみ。」とありました。
ということは、日本国内で「排出権」として認められている「京都議定書排出権(CER)」ではなく、「民間制度に基づく排出権(VER)」の一種かもしれません。
ひょっとして、ソニー銀行の排出権取引は、「一部のテロ組織や反社会的勢力がNPOを装って「排出権(VER)」を販売し、善意の資金を悪用している例」だったりして・・・
ま〜「日本政府に寄付する」とあるので、大丈夫でしょうけど。
私も、排出権を売りますので、誰か買って、買って、「独自に発行する貢献証書」を発行しますよ!!!
本当に、コワイ、ビジネスモデルだわ。街頭の○○募金を装った詐欺事件の大掛かりなものが簡単にできますね。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
ソニー銀で取り扱う排出権は国連が認定したCDMプロジェクトから生まれた排出権との事なので、CERであると思います。EUAやVERは日本政府に持っていったところで相手にされません。
それと、京都議定書の第一約束期間が2008年〜2012年までで、2013年以降も継続される枠組みになっているそうです。
第一約束期間で目標未達だと、「第二約束期間では、超過してしまった排出量の1.3倍相当が次の約束期間の排出許容量から差し引かれ、排出量遵守の為の行動計画を策定する義務を負い、さらに排出権の取引が禁止される」という厳しいペナルティがかけられます。
それと、京都議定書の第一約束期間が2008年〜2012年までで、2013年以降も継続される枠組みになっているそうです。
第一約束期間で目標未達だと、「第二約束期間では、超過してしまった排出量の1.3倍相当が次の約束期間の排出許容量から差し引かれ、排出量遵守の為の行動計画を策定する義務を負い、さらに排出権の取引が禁止される」という厳しいペナルティがかけられます。
yb さん
そうすると、日本政府に寄付する排出権は一応安心といえるのですね。
ヘッジファンドは、2013年以降も実需目当てに排出権取引に手を出してくるわけですね。
訂正ありがとうございました。
そうすると、日本政府に寄付する排出権は一応安心といえるのですね。
ヘッジファンドは、2013年以降も実需目当てに排出権取引に手を出してくるわけですね。
訂正ありがとうございました。
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国連が認定している排出権の2008年春時点での排出権価格は1CO2トンあたり3,000円程度だそうです。
という事は、初年度は別として信託報酬のうち1%分が排出権の購入に充てられる事になります。
ただ、「先渡し契約」により購入した排出権はデリバリーリスクがあるため、実際は1CO2トンあたり1,000円程度で取引される事があるようです。
今回のオフセット商品がどちらの排出権に対してお金を払っているのかは分かりませんが、いずれにしても付加価値として”エコ”を付帯させた商品が出てくる事は、我々個人が環境問題と経済を結びつけて考える良いきっかけになるのではないかと思います。