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インデックス運用には価値観や美意識がない???

「インデックス運用には価値観や美意識がない」というのは、さわかみ投信代表取締役の澤上篤人氏のお考えのようです。

東洋経済オンライン版が、5月28日と29日に澤上氏とのインタビュー記事を連載しています。

インデックス運用には価値観や美意識はない

インタビューの概要は、

−最近は、個人投資家の間でも、インデックス運用やETFに対する興味が高まっています。こういったファンドは長期の資産づくりには役に立つか?

澤上氏)長くみていれたら全体的には緩やかに右肩上がりするだろうと思うからです。まして手数料が安いということであれば、インデックス・ファンドも良い選択

−アクティブ運用よりもインデックス・ファンドのほうが成績が良い、といった見方が広く浸透してきたことも手伝っていることが背景にあるからでは?

澤上氏)アクティブ運用は、つぶれたファンドやつぶれる寸前のファンドなども、その時々の計算に入っているでしょう。そうなると、アクティブ運用の平均的な成績はインデックスよりも劣るのかもしれない。
アクティブファンドに「つぶれたファンドやつぶれる寸前のファンド」が多数あるという方が問題では!?

アクティブが平均的にはインデックスに勝てないという統計がある一方で、高い確率でインデックスに勝ち続けているファンドは世界中にごろごろある。
「ごろごろ」はないでしょ。
ちなみにS&P500インデックスに負けた大型株式ファンドの比率の比較では、
○過去20年間で、インデックスが負けた年は、たったの4回。
○5年、10年、20年と期間が長くなればなるほど、インデックスが勝つ比率が増加
○20年間では、82%インデックスの勝ち
参考:
インデックスに負けた○○○ファンドの比率


さわかみファンドも、設定以来、TOPIXを遥かに上回る成績を上げている。こちらはもう少し、面白みを加えた運用をしている。

それではさわかみファンドとTOPIXの過去5年間のパフォーマンスを比較してみましょう。


出典:Yahoo! JAPAN FINANCE

青線がさわかみファンド、赤銭がTOPIXです。

モーニングスターのデータ(08年4月30日)も見てみました。
      1ヶ月  3ヶ月  6ヶ月   1年  2年  3年   5年
さわかみ  9.4  0.8   -18.1   -19.9   -9.8   4.8   12.8
TOPIX  12.01  0.92   -16.14 -20.13  -11.03 6.34 11.27

アンダーラインがある方がハイパフォーマンス

動きはTOPIXとほぼ同じ、TOPIXとの差異は微差程度で期間によってはTOPIXの方が好成績といえます。
「TOPIXを遥かに上回る成績を上げている」と言い切るのは、誇大広告のような気がしますが。。。 −「アクティブ運用は平均的にインデックスに勝てない」ということが哲学なので、さわかみファンドとは考え方がまったく異なっている?

澤上氏)大事なのは、自分たちの美意識や価値観をはっきりと打ち出して、それをおカネに託すこと。

インデックスはしょせんインデックスなのです。何に投資しているのかこだわりなく、いかにおカネを増やすかに注力するためのファンド。


私は、手数料が安く、平均的にみてアクティブ運用よりも好成績のインデックス・ファンドで十分です。「いかにおカネを増やすかに注力するためのファンド」で結構です。資産を殖やす目的のための投資なのですから。
美意識や価値観といった訳の解らない思想に余分は手数料を支払いたくはありません。

もちろん、さわかみファンドやおらが町ファンドやそれらのファンドを応援される方を否定するつもりは全くありません。個人の考え方や好みの問題です。

5月28日の記事:
長期投資に向いた投信を選ぶのは、実は簡単だ


追記 「おらが町投信」批判に対するコメントが掲載されています。

5月30日の記事:
「おらが町投信」批判は買う人には関係のない話


★★★関連記事★★★
インデックスに負けた○○○ファンドの比率


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コメント

澤上センセに絶望した!

澤上センセは好きなのですが、この記事には正直、絶望した!

突っ込みどころがありすぎると思うのですが(;゚Д゚)

というか、勝ったファンドと負けたファンドの平均が指数でしょ。厳密には売買手数料や信託報酬分だけ不利になる。

逆に澤上センセの肩を持つとしたら。。。インデックス自体が時価総額の大きい銘柄、株価の高い銘柄が組み込まれその逆が外される。だから個別の投資よりもややグロース銘柄よりの投資になる可能性はあると思います。行間からそれを読め!ってことですかね。

> 美意識や価値観といった訳の解らない思想に余分は手数料を
> 支払いたくはありません。

この価値観に賛同します(笑)

ところで、「ヴィレッジ」は、どうなったんでしょうかね?
賛同しない人(不安に思う人)が多いのではないかと思う
のですが。。
http://www.sawakami.co.jp/html/if20061020.html

topix と さわかみファンド 5年 ではそのとおりですが
10年で比較すると 確かに さわかみファンド は立派な実績があります。 もとろん将来はわかりません。

さわかみは資金規模が大きくなってから成績が振るわないようで。
一般にアクティブファンドが勝ち続けることは難しいと思います。

貧乏暇なしでマーケットには張り付けないサラリーマンなので
インデックスファンドの市場平均(−手数料)でよしとしてます。
はい。

のら さん

私は、5月28日の記事の「長期投資に向いた投信を選ぶのは、実は簡単だ」を読んで、あ〜いつものさわかみ節だなという感想でしたが、今回のインデックスとの対決(?)姿勢のインタビューには私の正直驚きました。
おっしゃるとおり、突っ込みどころ満載です。
ホンネの資産運用セミナーでも「澤上氏のインデックス運用の認識はかなり間違いが多いようだ」と批判的なコメントをされています。
http://fund.jugem.jp/?eid=689

さわかみファンドがインデックス化していることは周知の事実だし、インデックス投資家にさわかみファンが多いようなのに、センセ一体どうしてしまったのでしょうか?

のらさんのように行間を読めない普通のさわかみファン(そしてインデックス投資家)の方には、正直、ショックな記事ですね。

殿、ご乱心???

ひろん さん

はは、意見が一致しましたか(爆)。

さわかみ氏から美意識や価値観という話をされると、例の特定の顧客の利便性のために便宜を図っていたという例の事件を思い出してしまします。
当時、私は大変ショックを受けました。 
我々投資家には夢を売っていながら、この会社はウラではしっかり違法に儲けているんだって。
http://www.sawakami.co.jp/html/if20060330.html

『ヴィレッジ』構想を覚えていらっしゃるとは、ひろんさんもかつてはさわかみファンの一人だったりして。
実は、私のその当時はそうでした。

「弊社の余剰資金をどんどん使い、社会還元などの非営利の公益事業を思う存分にやっていきます」
当時は、なんてすばらしい投信会社だと感じましたが、今読むと、だったら、「信託報酬を引き下げてよ!」でしょうね(笑)

夢を語るのは良いですが、投信会社は運用に専念したほうが良いかと!!!

勉強したい投資家さん

こんにちは。
勉強したい投資家さんは、ひょっとして、
http://quote.yahoo.co.jp/q?s=71311998&d=c&k=c3&c=998405.t&p=s&t=ay&l=on&z=m&q=l
をご覧になられましたか?

よく見るとわかりますが、始点が違うことに気づかれると思います。

さわかみファンドは、1999年8月24日設定なので、まだ10年経過していないのです。
なので、この10年の比較グラフは参考にはできないですね。残念ながら。

あと1年ちょっとすれば、過去10年間の比較ができるようになりますので、それまで楽しみに待ちましょう。

千鳥足の投資家さん

まったく、その通りです。

これだけ資産規模が大きくなると、インデックス化が避けられないことは事実ですから、さわかみファンドは事実上インデックスファンドと化していると思います。
真のアクティブ運用志向の方は、おそらくさわかみファンドをアクティブファンドとは看做していないのではないかと思います。

そんな状況でインデックス投資家を敵に回すような発言は、ホント大失言でしょう。

私も、貧乏暇なしでマーケットには張り付けないサラリーマンなので 、全く同感です。

ほうっておけば

アクティブ投資家のインデック投資批判に対しては、論理的であろうとなかろうと、僕は「仰るとおり!がんばってね!」で流すようにしています。
アクティブ運用をして市場を効率化してくれる貴重な(報われない?)努力を率先してやってくれている方々なので(^^)

> ひろんさんもかつてはさわかみファンの一人だったりして。

殆ど引き揚げてますが、実は、まだ毎月購入してたりします。
機会があれば、完全撤退しようと考えてます。


> 当時は、なんてすばらしい投信会社だと感じましたが、
> 今読むと、だったら、「信託報酬を引き下げてよ!」
> でしょうね(笑)

そうなんですよ(笑)
もうここしかない!と思ってましたが、他にも(他の方が?)
良い金融商品がいっぱいありました(笑)

水瀬さん

こんにちは。 仰せの通りですね。

私のアクティブ投資を全く否定するのではなく、新興国など市場が効率的でなくインデックスを上回る余地のあるところでは、多少の報酬を支払っても良いかなという気持ちはあります(最近は、そのような新興国もインデックス投資がETFで容易にできるようになってきたため、敢えてアクティブ運用する価値が以前より減ってきていると思いますが。。。)

ひろんさん

そうなんですか?

私は、さわかみファンドが「買取請求」してもらえないことを知ったときに、即、完全撤退しました。
せっかくさわかみファンドで長期投資して十分な利益が出ても、損益通算できないないような出口が不十分なファンドは、本当の意味で長期投資には向かないファンドと私は考えました。
利益が少ない内に、全てTOPIX ETFにスイッチしました。

なんとな〜く、記者さんの力量不足も感じます(汗)

そもそも、インデックスファンドとアクティブファンドを総じて比較すること自体に問題を感じますしね〜

この議論においては、根源を探ればアクティブVsインデックスの話となるわけですから、決着がつくことは今後もないと思います。澤上氏はアクティブ投信を運用する人ですから、それを擁護する発言をするのは当然ではないでしょうか。

私はインデックスをメインに据えていますが、父は日本株をETF、母はさわかみとしています。まださわかみを組み込むFOFを購入するよりはマシだとは思いますが、今のところはどっちが良いかは分かりかねています。

こっそりさん

記者さんの力量不足か〜。
その辺は、実際のインタビューを聞いたわけではないの良く解りません。この記事を読むと、突っ込みどころはたくさんあるにもかかわらず、事前に用意した質問を順番に聞いただけなのかもしれませんね。

新幹線さん

アクティブVsインデックス どっちが良いというか、使い分けるという考えも方ありますね。

市場が効率的・・・インデックス
 例えば、
 ・日米欧で景気が回復してどの企業も順調なとき

市場が効率的でない・・・アクティブ
例えば、
 ・新興国
 ・一部の企業などが良い場合

ま、これは理想かもしれません。そんな芸当はなかなかできませんから。

エルさんに
わたしもファンドを調べる際10年たっていないことは知っていましたが、だいたいの話をするには十分と思うのと、過去の実績を評価したいのであのコメントをしました。私はインデックスを基本としていますが、日本は必ずしも欧米のような効率的市場ではないと思うので
少数の良心的アクティブにも投資しています。

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さわかみ投信の澤上氏「インデックス運用には価値観や美意識はない」

東洋経済に、さわかみ投信の澤上篤人氏のインタビュー記事「インデックス運用には価値観や美意識はない」が掲載された。

澤上篤人氏インタビュー*インデックス運用には価値観や美意識はない

「敗者と勝者のゲーム」さんでも既に取り上げられていますが、東洋経済オンライン版に...

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チャールズ・エル

チャールズ・エル

 こんにちは、エルです。
 ETF、インデックスファンドを中心に国際分散投資で長期運用を目指します。
 タイトルは、インデックス運用のバイブル、チャールズ・エリス著「敗者のゲーム」から拝借しました。ニックネームは、その著者名と私の愛猫「エル」をミックスしました。招き猫です。

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