主な商品指数の特徴とコモデティ投信の選び方
毎週土曜日の朝日新聞の「金融情報」欄に、モーニングスターが「オープン投資信託」という記事を掲載していますが、2008年3月1日は、「コモデティ投信の選び方」という記事でした。
主な商品指数の特徴とコモデティ投信選び方が良くまとまっていたので簡単にご紹介します。
〜以下、朝日新聞(2008年3月1日 朝刊)掲載のモーニングスターによるオープン投資信託 「コモデティ投信の選び方」の要約〜
コモデティ投信の状況
・商品相場の指数の連動するコモデティ(商品)投信は、分散投資の効果があり人気を集めている。
その理由
1.コモデティは株式や債券との相関性が低いため、ポートフォリオに加えるのに適している。
2.過去数年間、原油や金などの価格が高騰していることから、株式や債券よりも高いリターンをあげている。(図参照)

但し、高いリターンには相応のリスクが伴うので十分な注意が必要。
高いリターンよりも株式や債券との相関性の低さに注目してポートフォリオのリスクを低減する分散効果を重視することが大事。
どの商品指数を採用して運用しているかによりパフォーマンスの大部分がきまることに注意すること。
主な商品指数の特徴
現在、投資対象となる商品指数は主に次の3つ。
○ダウ・ジョーンズAIG商品指数(DJ-AIG)
・国内追加型投信のコモデティ投信では最もポピュラーな指数
・構成品目は19品目
・構成比率は、過去5年間の全世界の生産量と取引量を考慮してウエートが決められる。
・構成比率の変更は年に1度。
・各品目の構成割合には制限があるため、他の商品指数と比べて変動が抑えられている。
○ロジャース国際商品指数(RICI)
・ジム・ロジャーズが開発した商品指数
・構成品目は36品目と最多
・品目の選定と構成比率は全世界の消費量を考慮して設定される。
・構成比率の変更は年に1度。
○S&P GSCI商品指数(GSCI)
・世界で最も使用されている商品指数
・1991年に開始
・構成品目は24品目
・構成比率は過去5年間の全世界の生産量を考慮して設定される。
・構成比率の変更は年に1度。
・エネルギーセクターの比率が非常に高いので商品指数の変動は大きい。
・各品目の値動きによって構成比率が大きく変わることがある。
コモデティ投信を選ぶポイント
1.リターンの高さではなく、指数の中身がどれだけ分散されているかを重視すると良い。
多様な品目によって構成されている指数の方に安定感がある。
2.次に重要なのはパフォーマンス。
但し、コモデティ投信はまだ運用実績が短いものが多く判断しずらい。
3.最後に重要なのはコスト。
販売手数料だけでなく、信託報酬にも注目すること。
〜モーニングスターによるオープン投資信託 「コモデティ投信の選び方」の要約はここまで〜
<2008年3月8日追記>
モーニングスターのホームページにこのエントリーでご紹介した記事が3月6日付けでUpされました。
コモディティ投信の選び方 /ポイントは対象の商品指数。リターンより分散投資効果重視
(図表)各商品指数と各資産の累積リターンの推移
(1998年7月〜2008年1月)

モーニングスター コモディティ投信の選び方より引用
今回のモーニングスター記事と私のコモデティの対する考え方としては同じです。
商品指数の特徴は、知らなかった情報が多く大変参考になりました。
コモデティ投信を選ぶポイントの3つはその通りと思いますが、コモデティETFについては、ネット証券ではS&P GSCI(TM) Commodity Indexed Trust (GSG) しか選択枝がないのは辛いですね。
DJ-AIGやRICIに対応するETFが登場するまでは、投資信託から選ばざるを得ないでしょう。
コモデティETFの今後の上場は、iSharesはあまり期待できそうにありませんが、(金融庁届け済みiShares海外ETFで、ネット証券が取り扱っていない銘柄を参照ください)、PowerSharesは期待できるかもしれません。
同社では、農産物、エネルギー、オイル、金、銀、貴金属など商品別コモデティETFを多数取り扱っています。(米ETF大手パワーシェアーズが、年内をめどに日本進出を参照ください。)
従って、もう暫く、ETFで選択枝が増えるのを待つのも一案かと思います。
★★★関連記事★★★
今、なぜ、コモデティなのか
主なコモデティ指数とコモデティ指数連動商品を検討してみました
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主な商品指数の特徴とコモデティ投信選び方が良くまとまっていたので簡単にご紹介します。
〜以下、朝日新聞(2008年3月1日 朝刊)掲載のモーニングスターによるオープン投資信託 「コモデティ投信の選び方」の要約〜
コモデティ投信の状況
・商品相場の指数の連動するコモデティ(商品)投信は、分散投資の効果があり人気を集めている。
その理由
1.コモデティは株式や債券との相関性が低いため、ポートフォリオに加えるのに適している。
2.過去数年間、原油や金などの価格が高騰していることから、株式や債券よりも高いリターンをあげている。(図参照)

但し、高いリターンには相応のリスクが伴うので十分な注意が必要。
高いリターンよりも株式や債券との相関性の低さに注目してポートフォリオのリスクを低減する分散効果を重視することが大事。
どの商品指数を採用して運用しているかによりパフォーマンスの大部分がきまることに注意すること。
主な商品指数の特徴
現在、投資対象となる商品指数は主に次の3つ。
○ダウ・ジョーンズAIG商品指数(DJ-AIG)
・国内追加型投信のコモデティ投信では最もポピュラーな指数
・構成品目は19品目
・構成比率は、過去5年間の全世界の生産量と取引量を考慮してウエートが決められる。
・構成比率の変更は年に1度。
・各品目の構成割合には制限があるため、他の商品指数と比べて変動が抑えられている。
○ロジャース国際商品指数(RICI)
・ジム・ロジャーズが開発した商品指数
・構成品目は36品目と最多
・品目の選定と構成比率は全世界の消費量を考慮して設定される。
・構成比率の変更は年に1度。
○S&P GSCI商品指数(GSCI)
・世界で最も使用されている商品指数
・1991年に開始
・構成品目は24品目
・構成比率は過去5年間の全世界の生産量を考慮して設定される。
・構成比率の変更は年に1度。
・エネルギーセクターの比率が非常に高いので商品指数の変動は大きい。
・各品目の値動きによって構成比率が大きく変わることがある。
コモデティ投信を選ぶポイント
1.リターンの高さではなく、指数の中身がどれだけ分散されているかを重視すると良い。
多様な品目によって構成されている指数の方に安定感がある。
2.次に重要なのはパフォーマンス。
但し、コモデティ投信はまだ運用実績が短いものが多く判断しずらい。
3.最後に重要なのはコスト。
販売手数料だけでなく、信託報酬にも注目すること。
〜モーニングスターによるオープン投資信託 「コモデティ投信の選び方」の要約はここまで〜
<2008年3月8日追記>
モーニングスターのホームページにこのエントリーでご紹介した記事が3月6日付けでUpされました。
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(図表)各商品指数と各資産の累積リターンの推移
(1998年7月〜2008年1月)

モーニングスター コモディティ投信の選び方より引用
今回のモーニングスター記事と私のコモデティの対する考え方としては同じです。
商品指数の特徴は、知らなかった情報が多く大変参考になりました。
コモデティ投信を選ぶポイントの3つはその通りと思いますが、コモデティETFについては、ネット証券ではS&P GSCI(TM) Commodity Indexed Trust (GSG) しか選択枝がないのは辛いですね。
DJ-AIGやRICIに対応するETFが登場するまでは、投資信託から選ばざるを得ないでしょう。
コモデティETFの今後の上場は、iSharesはあまり期待できそうにありませんが、(金融庁届け済みiShares海外ETFで、ネット証券が取り扱っていない銘柄を参照ください)、PowerSharesは期待できるかもしれません。
同社では、農産物、エネルギー、オイル、金、銀、貴金属など商品別コモデティETFを多数取り扱っています。(米ETF大手パワーシェアーズが、年内をめどに日本進出を参照ください。)
従って、もう暫く、ETFで選択枝が増えるのを待つのも一案かと思います。
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